カラクイの削り方のポイント
*三線を演奏する上でカラクイ交換は必須です。習得して対応ができるようになりましょう。
1.
棒ヤスリ等を使って少しずつ調節してください。
棒ヤスリがない場合は紙ヤスリで代用できますが、カラクイは堅めなので、たくさん削りたい場合は少し大変かもしれません。
棒ヤスリは目が細かい物の方が綺麗に仕上がります。
2.
カラクイを台の上に置き安定させてから削ってください。
棒ヤスリの面をカラクイと並行に当てるのがポイントです。
カラクイの太い方から先へ向けて削り、
削る→少し回す→削る→少し回す
を繰り返して、全体のバランスが均一になるように注意して進めてください。
紙ヤスリの場合は、カラクイの削る部分を包み込んでカラクイを回転させて削ってください。
3.
削りすぎない様、時々三線に実際に当てて確認してください。
又、各弦(女弦・中弦・男弦)によってもカラクイを留める位置が多少異なりますので、 3本全て交換される場合は、全部同じように一気に削ってしまうと 三線に取り付けた際にお好みの位置に弦穴が来ない場合があります。
やはり1本ずつ三線に合わせて丁寧に削られるのが一番です。
最初は面倒な作業ですが、マスターされると今後安心です。
※折れたカラクイを外しにくい時は、糸蔵を傷つけないよう布等で保護してからペンチ等でそっと外してください。